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世界 2019年 02 月号 [雑誌]
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- タイトル: 世界 2019年 02 月号 [雑誌] de
- ISBN:
- ファイル名: 世界-2019年-02-月号-雑誌.pdf
- 発売日: 2019/1/8
- ページ数: 244 ページ
- 出版社:
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標題は、「特集1政治を変革する思想と方法」の論稿●「新自由主義アパルとヘイトアンディ・クラーノ訳・解題=小沢弘明」(P.157~P.172)の小沢弘明の解題からの引用です。小沢の解題は、できれば全文引用します(アンディ・クラーノの論稿も一部短く引用します。小沢の論稿の方が圧倒的に短く、クラーノの論稿よりも分かりやすく引用しやすいためです。クラーノの論稿は再度じっくり読まないと理解十分とはいきませんので)。本誌『世界2019年2月号』も、啓発的な論稿満載で、引用したい文章がたくさんあるのですが、字数が圧倒的に足りませんので、言及・引用できない論稿は、その題名と著者名だけでも記しますので、各自で読んでください。傍点、傍線、まるぼしは、≪≫で代替します。引用文全体は、【】で囲みます。引用文中の引用は、<>で囲みます。その前に時事問題で一点。厚生労働省のふざけた「高級」官僚連中が、国勢調査等とならぶ「基幹統計」の一部である厚生労働省の「毎月勤労統計調査」等の各種統計データを改竄・隠蔽・焼却等々の悪事を行っていました。また安倍晋三への忖度でしょう、「官邸主導」政治の腐敗もここに極まれりということです。いつも言っていることですが、この首相にしてこの国民あり、この国民にしてこの首相あり、ということです、瓜の蔓に茄子は生らぬ、鳶は鷹を生まない、ということです。国が、社会がどんどん壊れていきます。本日(1月23日(水))の新聞に出ていましたが、組織的関与は否定し、官僚を何人か訓告・戒告・減給等の軽い罰則で済まそうとしているようです。これで事件を有耶無耶・隠蔽しようとしているのでしょう。厚労省のお手盛り調査でしょうから、こんなもんです、常にそうです。馬鹿な国民が多いですから、国民をなめ切っているのです。首相や大臣をやるのも、馬鹿な国民の多い国では楽なものです。自分が馬鹿で良いですから(本人にはその自覚はないでしょうが)。ついでに、いわゆる「あおり」運転でもう一言。猫や杓子や「馬」や「鹿」を車に乗せる日本の国土交通省の道路交通行政であってみれば、あおり運転の一つや二つ、あって当然でしょう(被害を受けた方には申し訳ないですが、車には「馬鹿」が乗っていますから)。政府「要人」、「高級」官僚や日本自動車工業会のお偉方の面々がグルになっていますから、処置なしですが。歩行者や自転車は動く場所がありません、最近は、歩道に「歩道は歩行者優先、自転車は車道を走ろう」という意味の看板が目につくようになりました。自転車が走れる道がなくなってしまいました、疑われる方は、極力自転車で車道を走ってみてください、怖いですよ、色々な意味で。歩行者も同様です、通常の道(歩道がない道=歩道が白線内(外?)の道)は恐ろしいかぎりです、車もスピードを落とさないので、安心して歩くことができなくなってしまいました。2足歩行の減退は、頭脳の減退に結果しますよ(もともとアホな人がさらにアホになってしまいます)。今月号も、「世界の潮」は、興味深い論稿ですが、引用は止めて、題名と著者名のみを下記します。ただ、水道民営化に関しても、あの竹中平蔵が絡んでいるのですね。彼は、小泉純一郎と組んで、せっせと日本を壊してきました(郵政民営化や非正規雇用常態化等々)が、最近では、安倍晋三と組んで、またもやせっせと日本を壊滅させているのです、縛り首ですね。また、パリ協定関連の報告は、通常の「世界の潮」の論稿は4頁前後なのに、7頁も使っていて、力が入っているのは良いことだと思います。●「水道事業「民営化」その問題点と対応策橋本淳司」(P.18~P.22)●「台湾・蔡政権を叩きのめした「韓流」の正体本田善彦」(P.23~P.26)●「ルールは定まった――COP24緊急報告小西雅子」(P.27~P.33)なお、本田善彦論稿の「韓流」とは、韓国の「韓流」ではなく、高雄市市長の国民党の候補者・韓国瑜の「韓流」とのこと。下記の二つも、啓発的かつ重要な論稿ですが、うまく短く引用できませんので、題名と著者名の紹介に留めます。是非自分の目と頭で読んでください。●「緊急報告大旱魃に襲われるアフガニスタン気候変動が地域と生活を破壊している中村哲」(P.34~P.41)●「ゲノム編集した子の誕生と倫理問題島薗進」(P.50~P.58)●「ゴーン事件と人質司法の闇桐山桂一」(P.42~P.49)短く3箇所から引用します。【「これに敏感に反応したのは海外メディアである。米誌ウォール・ストリート・ジャーナルは「日本の司法制度は国際企業の幹部でなく『ヤクザ』にこそ、ふさわしい」と酷評したほどだ。」(P.43)「確かに身柄拘束(逮捕・勾留)については各国の制度は異なる。しかし、決定的なのは、日本では取り調べでの弁護人の立ち合いができないことだ。被疑者を「密室」に置き、検察官の調べを一対一で受けることと同義である。たとえ誘導ないし違法・不当な取り調べがあっても、被疑者側は防御の術(すべ)がない。」(P.45)「産業政策や雇用政策が絡む自動車戦争はメーカーを超えて、国と国との間で起こる。日米間でも起きた。新たな日仏間での戦争の始まりなのか。しかし、ルノーの持つ日産株の比率はあまりに強い。議決権を放棄した株主が20%近ければ、ルノーはやすやすと過半数の議決を得られる。たとえ日産がゴーン氏を追い出したとしても、ルノーは「第二のゴーン」を送り込める。仮にゴーン前会長の電撃逮捕が「大砲」ならば、次はフランス側から「大砲」が打ち込まれる番である。」(P.49)】フランスからの「大砲」が、「2020年東京五輪・パラリンピックの招致を巡って、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)が汚職に関わった疑いがあるとして、フランスの検察当局が竹田会長の訴追に向けた手続きに入っていたことが明らかになった」(朝日新聞デジタル、2019年1月11日)、でしょうか、分かりませんが。●「連載202脳力のレッスン特別編荒れる世界と常温社会・日本の断層――2019年への覚悟寺島実郎」(P.59~P.65)一箇所、短く引用します。イギリス人のワサビのたっぷり効いた「ユーモア」が楽しめます。【「□ロンドン・エコノミスト誌の2019年展望・・・・・日本についての展望といえば、消費税の増税が成長を抑える壁になることと、 “ YESWERYOKAN “ なるタイトルで、外国人観光客の取り込みに狂奔する日本を揶揄する記事があるだけで、世界秩序に主体的に関わる日本という見方はどこにもない。」(P.60)】“ YESWERYOKAN ” は素晴らしいですね。エコノミスト誌の一本勝ちというところでしょうか、「観光亡国」をうまく突いています。「世界秩序に主体的に関わる日本」なんてどんでもないでしょう、あの安倍一族に、止めてください、冗談は、です。壊すのは、日本の国だけにして下さい、それだけでもとんでもないことですから。●「連載111片山善博の「日本を診る」「入管法」改正のお粗末――いい加減な対応で国の名誉を損なうことなかれ」(P.70~P.72)一箇所短く引用します。【「出来の悪い法案を数の論理で押し通すやり方は安倍政権下では決して珍しくないが、このたびの改正はそのいい加減さにおいて際立っていたように思う。」(P.70)】いや、安倍晋三のあらゆることのやり方のいい加減さは、常に「際立って」いますよ。「特集1政治を変革する思想と方法」の論稿の題名と著者名を下記します。その中から、いくつかの論稿について、引用紹介します。引用紹介論稿数は一つになってしまうかもしれませんが、紹介できなかった論考については、自分で読んでください。どれも興味深く啓発的な論稿ばかりですから。●「リベラル・デモクラシーの終焉?新自由主義グローバリズムの奔流の中で三宅芳夫」(P.74~P.86)●「演説独裁と権威主義に立ち向かう世界的民主運動を構築するバーニー・サンダース訳・解説=宮前ゆかり」(P.87~P.97)●「アメリカ政治を変える黒人女性たち兼子歩」(P.98~P.106)●「コービン労働党の歴史的位置長谷川貴彦」(P.107~P.115)●「チーム・コービンはイギリスを変える藤澤みどり」(P.116~P.123)●「<黄色いベスト>運動私たちの足もとで地面は大きく動いているデヴィッド・グレーバー訳・解題=片岡大右」(P.124~P.130)●「ヨーロッパに幽霊が出ている金融資本と移民廣瀬純」(P.131~P.139)●「対談幸せの設計図(下)社会のバランスをとりもどすステファーノ・バルトリーニ×中野佳裕」(P.140~P.149)●「韓国のろうそく革命を歴史に位置づけるキム・ホギ(金晧起)訳・矢野百合子」(P.150~P.156)●「新自由主義アパルとヘイトアンディ・クラーノ訳・解題=小沢弘明」(P.157~P.172)まず、アンディ・クラーノ(訳・解題=小沢弘明)論稿から小沢弘明の解題とアンディ・クラーノの文章を短く引用します。アンディ・クラーノの論稿しか引用できませんが、それ以外にも、三宅芳夫の論稿(いろいろな国の現在の状況が新自由主義と関連付けられて論じられていて、けっこう「目から鱗」的な部分も多くあります)や、コービンに関する論考二つ(長谷川貴彦と藤澤みどり)も興味深いです、特に、長谷川貴彦の論稿は歴史的な経過も含めて、コービンの政策の詳細がけっこう分かりやすく解説されています。さすがイギリスだな、と感心させられます。もちろん、サンダースの論稿も必読でしょう。ステファーノ・バルトリーニと中野佳裕の対談も啓発的ですので、ご一読を。また、キム・ホギの論稿も、先の韓国のろうそく革命について、歴史的経過も含めて分かりやすくまとめられていますので、結構興味深く読みました。●「新自由主義アパルとヘイトアンディ・クラーノ訳・解題=小沢弘明」(P.157~P.172)【「□解題・・・・・小沢弘明新自由主義(ネオリベラリズム)は、日本においては、先進資本主義国の経済活動と受け取るむきが多いように思う。新自由主義は1930年代から40年代に経済学や哲学の領域で思想として成立し、1970年代にいたる長い運動の時期に各国のシンクタンクに浸透した。1970年代には、エジプトやチリの経済政策で実験が行われ、サッチャー政権のイギリス、レーガン政権のアメリカを経て、新自由主義国家という体制が成立したと考えられている。しかし、新自由主義は、先進資本主義国の経済政策にとどまらず、世界銀行やWTO、IMFなどのグローバライザーの手を経て、世界規模で浸透した。いまやグローバルサウスのあらゆる地域で新自由主義国家が成立している。こうした新自由主義による世界の構造化を新帝国主義(ニューインペリアリズム)という概念で議論することも可能であろう。じつは1989年から1991年にかけての東欧・ソ連の体制転換、1994年の南アフリカにおえるアパルトヘイト体制の廃止も、世界の新自由主義化のひとこまであると理解することができる。しばしば「民主化」(デモクラタイゼーション)という新自由主義の言語で表現されることの多いこの事態は、体制転換後の社会のあり方をみれば、まぎれもない新自由主義化の過程であったことが分かる。南アフリカに限定していえば、このアパルトヘイト体制の廃止をどう見るか、という論点には多くの議論が存在している。この移行(トランジション)は、アパルトヘイトから新自由主義への移行ではないのか、つまり「新自由主義的解放」(ネオリベレーション)と呼ぶ事態ではないか、とする論者もいる。また、移行といっても、この移行は「エリートの移行」だったのではないか、との言明もある。南アフリカにとっては、政治的解放に続く「第二革命」が必要なのではないか、との主張も存在する。これらは、アパルトヘイト体制からの解放が新たな矛盾を生み出し、その解決が迫られているという切迫した現状認識にもとづいている。この観点は、南アフリカをBRICSの一員として経済発展を賞揚する視点とは自ずと異なっているだろう。ここに訳出し紹介する文章の著者アンディ・クラーノは、イリノイ大学シカゴ校で社会学とアフリカ系アメリカ人研究の准教授をつとめている。この文章は彼の主著である『新自由主義アパルトヘイト――パレスチナ/イスラエルと1994年以降の南アフリカ』の結論部分を訳出したものである。注は、基本的に文献注であるため、この訳文では割愛した。〔〕は訳者による補註である。本書は、2017年にシカゴ大学出版局から刊行された。本書が社会学の分野で高い評価を受けていることは、2018年にアメリカ社会学会の政治経済世界システム賞、およびポール・スウィージー賞をダブルで受賞していることにあらわれている。本書の特徴は、アパルトヘイト体制の現在を新自由主義の展開と結びつけ、国際法上の定義をこえて、人種的資本主義という観点から分析しようとした点にある。労働市場をどのように人種的に再編しようとしたのか、がその眼目である。これに加えて、パレスチナ/イスラエルの経験を新自由主義アパルトヘイト体制として、南アフリカと比較するという論点を提示していることが目をひく。労働力の再編のあり方が南アフリカのアパルトヘイト体制とパレスチナ/イスラエルのそれとの差違をもたらすという指摘は興味深い。また、治安維持政策も新自由主義との観点から分析されており、単なる保守主義の表現と見なしていないことも注目したい。おそらく、新自由主義アパルトヘイトの将来は、政治体制の転換だけでなく、今後、社会・経済的な転換過程がどのように進行していくかにかかっているだろう。南アフリカもパレスチナ/イスラエルも、産業資本主義から知識資本主義の方向に大きく舵を切っているように見える。こうした方向が、国内の労働市場をどう再編成することになり、南アフリカの黒人労働者やパレスチナ労働者たちの労働にいかなる影響を与えていくことになるのだろうか。その方向性によっては、なお新自由主義アパルトヘイトは自らを再編しながら継続していくことになるだろう。そのとき、これに抗する運動もまた、新たな質を備えるものにならざるをえない。クラーノの文章は、そうした今後の運動の方向性を考えさせる点でも示唆的である。」(P.157~P.158)】南アフリカのアパルトヘイト体制が打破されて、その後マンデラが死んで、しばらく経ってもその新自由主義的政策(IMF等々の)で、相変わらず貧困や格差が広がっており、デモや暴動も頻発しているという、文章にであって、南アフリカはどうしているのだろうかと思っていましたが、「新自由主義アパルトヘイト」という言葉とその内容を見て、南アフリカの現状に多少納得がいきました。日本も、イギリスのサッチャーやアメリカのレーガン等といっしょに(それに比べたら小粒かもしれませんが)、中曽根康弘が、新自由主義的政策を始めたと、書評者は、理解しています。それ以降、多少の紆余曲折はあるでしょうが、その新自由主義的政策で、政治・社会・経済等、国や社会のあらゆる面で、格差拡大、階級社会化が進行し、貧困が蔓延しています。富めるものはますます富み、貧しいものはより貧しく、という方向にドンドン進行しています。軍事面でも、アメリカに追随して、軍備強化にいそしんでいて(中国、北朝鮮をダシにして)、甚だしい税金の無駄遣いも行っています。外国人労働者の奴隷労働化のさらなる強化に拍車がかかっていますし、国内の労働者の奴隷労働化も、オリンピックのボランティア募集等で、強化されていくでしょう。国・国民の財産たる公共施設等も民営化で切り売りされ、さらに上下水道、図書館や体育館、市役所等の公共サービスも、民営化で劣化していきます。上下水道や農業・林業・漁業も大企業の勝手気ままな参入に道を開きました、外国勢もどんどん参入してくるでしょう。保育園・幼稚園も金儲けのネタにされ、園児・保育士・幼稚園教諭等の園での環境はさらに悪化するでしょう(園児の父母の環境も同様に悪化していきます)。経済的徴兵制も待っています。地方では今後、どんどんと、人の住めない場所を多く広げていき、そのような場所(農地、宅地、山林等々)を日本の大企業、金融機関、外国企業等が買いあさって、さまざまな工場を作って、中国やインド(日本も入るでしょうが)の金持ち目当てに、様々な商品を生産することになるでしょう(当然野菜や米もあるでしょう)、しかし、日本の一般庶民相手のモノは作らないと思いますね。アンディ・クラーノの文章を短く引用します。最後の節の最後の文章です。【「□治安問題化すること・・・・・南アフリカとパレスチナ/イスラエルの事例をこえ、いまや世界中の都市、国家、地域において新自由主義アパルトヘイトの諸相と対峙するときである。どのような縮尺をとっても、新自由主義化と(脱)植民地化の組み合わせは、(平等という見せかけをともなった)不平等、周縁化、治安問題化、そして危機を生みだしてきた。アメリカ帝国から地域エリートに至るまで、新自由主義アパルトヘイトの体制は、前例のないほどの不平等と人種差別の周縁化に直面して、権力を維持するため暴力に依存している。たとえ治安部隊の増殖があっても、こうした体制は不安定さをはらんでいる。パレスチナ/イスラエルと南アフリカの経験を理解することは、こうしたグローバルな諸過程が、グローバルな新自由主義アパルトヘイトに抗する広範な運動の形成に寄与することができるかもしれないという意味を有しているのである。」(P.172)】『新自由主義アパルトヘイト』の早急な和訳を望みますね(すぐに読めるかどうかは分かりませんが)。「特集2戦争の記憶と向い合いつづける」の論稿の題名と著者名を下記します。その中から、一つか二つの論稿を引用したいと思います。●「戦争裁判裁かれた者の「記憶」と「記録」内海愛子」(P.200~P.210)●「強制労働問題の和解への道すじ花岡、西松、三菱マテリアルの事例に学ぶ内田雅敏」(P.211~P.218)●「手記戦後補償管見記憶の承継と和解をめぐって新村正人」(P.219~P.223)●「インタビュー慰安婦問題の隘路をどう進むか呉泰奎(オ・テギュ)」(P.224~P.230)●「チビチリガマを「壊す」と「作る」下嶋哲朗」(P.231~P.241)●「憎しみの連鎖を断ち切る通州事件犠牲者姉妹の証言笠原十九司」(P.242~P.253)上記のどれも読み応えのある論稿ですが、特に強制労働問題を扱った内田雅敏と新村正人の論稿、特に新村正人の論稿は、日本の裁判所の裁判官がみんなこのような裁判官であったら、安倍晋三や森喜朗、小泉純一郎、麻生太郎等も登場しないでしょうし、辺野古問題もとっくに片付いていたでしょうと思えるような、素晴らしい文章です。是非一読を進めます。ただし、ここでは、「通州事件」を扱った笠原十九司の論稿の最後の部分を引用します。「通州事件」は例の藤原信勝等が騒いでいましたが、何のことやら分かりませんでした。本論稿で内容がほぼ分かったつもりです(藤原某たちの理解とは当然違うと思いますが)。「通州事件」そのものの内容についての記述のところは引用しませんので、自分で読んでください。●「憎しみの連鎖を断ち切る通州事件犠牲者姉妹の証言笠原十九司」(P.242~P.253)【「最後に「通州事件について語り残す」ために櫛渕久子さんが『通州事件いとしい者達に言いのこしたい』に記した、昨今の歴史修正主義者の策動にたいする批判を紹介する。<日本の政治家や思想家の中には、日中戦争も第二次世界大戦も日本の自衛戦争であり、アジア民族の解放戦争だったと主張する人が居ます。その人々は「通州の虐殺事件が南京の虐殺事件につながった。最初に、虐殺行為を中国側がしたからこそ『通州の恨みを晴らせ』と日本軍が叫んで南京の虐殺事件につながった」と唱える人々が居ます。それは正しくありません。歴史を自分の都合のいいところで切ってくっつけては駄目です。>久子さんは、通州事件で両親と妹を虐殺した保安隊にたいする腸が煮えくり返るような憎しみは消えることがなかったが、人は憎しみでは生きていけないと、本を読んで戦争の歴史を学ぶことを自分に課してきた。久子さんは、「歴史を自分の都合のいいところで切ってくっつけて」歴史事実を歪曲、曲解する人々に対抗して、日清戦争における旅順虐殺事件、満州事変における平頂山事件や反満抗日勢力にたいする治安作戦(三光作戦)、日中戦争における南京大虐殺事件など、日本軍による中国軍への加害、虐殺の歴史事実にたいして、目を閉ざすことなく向き合い、日本の侵略戦争の犠牲にされた中国民衆の悲しみにも思いを馳せることにより、通州事件にたいする「憎しみの連鎖を断ち切る」ための歴史認識を自己のものとするための葛藤をしてきたのである。通州事件の記憶を中国人にたいする「憎しみの連鎖」の喚起に利用しようとしている櫻井よしこ氏が、国家基本問題研究所理事長として、「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の共同代表として、改憲右翼団体「日本会議」と連携しながら日本国憲法九条改憲の実現に躍起になっているのにたいして、「憎しみの連鎖を断ち切って」生きようと葛藤してきた久子さん、節子さんの二人の姉妹は、安倍自民党政権の平和憲法を改悪しようという動きに大きな危惧を持ち、改憲反対の署名運動に参加し、署名を集めている。」(P.252~P.253)】●「連載ハンセン病回復者の語り・家族の語り第5回働き者だった父の人格崩壊黒坂愛衣・福岡安則」(P.284~P.293)国によって、ハンセン病に対する認識がこんなにも違うのだということをまざまざと示している箇所がありますので、その箇所だけ引用します。そこだけで十分に認識できると思いますので、短く引用します。【「□長女の語り――アメリカ人の夫に勇気を出して打明ける・・・・・1998年、夫の転勤で沖縄に戻った。愛楽園で暮らす大好きなおじいおばあを夫にも紹介したいと考え、最悪の事態も覚悟しながら勇気を出して夫に打ち明けた。夫は「アメリカでは普通の病気だよ」と、さらりと受け止めてくれた。――この語りは、聞き手である私たちにはじつに印象的だ。アメリカでは、ハンセン病患者とその家族は “ 社会的マイノリティとしてのカテゴリー化 ” を蒙っていないのだ。日本ではいまだ根強い偏見差別のターゲットとなり続けているが、一定の取組みをすれば、ハンセン病に対する偏見差別を除去することも不可能ではないことを示している。」(P.292)】上記で引用・言及しなかったけれども、啓発的・興味深い論稿の題名と著者名を下記します、参考としてください。●「連載麻薬現代史第2回犯罪組織との百年戦争藤野彰」(P.183~P.190)●「連載自衛隊と災害救助第3回人助けに走る人々島本慈子」(P.191~P.199)●「連載メディア批評第134回(1)空洞化国会と仕掛けられた「土砂投入ショー」(2)植村裁判判決を「報じない」わけは?神保太郎」(P.254~P.261)●「連載映像世界の冒険者たち第10回記憶のための戦い――ジョスリーン・サアブ四方田犬彦」(P.268~P.278)●「アムネスティ通信グーグル中国再参入計画を否定――米下院公聴会で証言」(P.308)田原総一郎の「我が総括――体験的戦後メディア史」という連載が先月から始まりましたが、内容が「私的思い出」で、歴史的事実もあまり正確ではなさそうですし、田原総一朗自身にも、以前から興味があったわけでもありませんので、特に紹介するまでもないかなと思いまして、言及はしませんでした。
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